バレエの引き上げと軸に|マスターストレッチ|名古屋SALUS | SALUS

バレエの“引き上げ”と軸は足裏から|マスターストレッチという選択肢【名古屋SALUS】

マスターストレッチ_salus ピラティス

レッスンの動画を見返して、がっかりしたことはないでしょうか。頭の中では先生と同じように踊れているのに、映像の自分はどこか重い。振付も手足の角度も合っているのに、何かが違う。

大人になってからバレエやダンスを続けている方から、SALUSのピラティス講師・大野がよく聞く悩みです。この記事では、その「何か」を足裏と足首の使い方から考えます。あわせて、マスターストレッチという器具がバレエの動きのどこに関わるのか、レッスンでは何をするのかをまとめます。

想定読者

本記事は、次のような方に向けて書いています。

  • 大人になってからバレエやダンスを始め、40代前後になっても続けている方
  • ターンで軸が流れる、片足で立つと揺れる、という自覚がある方
  • 「引き上げ」と言われても、どこをどうすればよいのか分からない方
  • 柔軟性のためのストレッチは毎日しているのに、踊りが変わらないと感じている方

大人からのバレエで起きやすい、3つのつまずき

力で固めて軸をつくろうとする

ブレたくないという気持ちが強いと、お腹をギュッと固めて動きを止めたくなります。大野も、大人になってから踊る方に多いのは、お腹を力ずくで固めて無理やり軸をつくろうとすることだと話しています。

しなやかな動きに必要なのは、固める強さではありません。引き伸ばしながら支える力です。固めた身体は安定して見えて、実は次の動きに移りにくくなります。

形だけを合わせて、足元とのつながりが切れる

鏡を見て手足の角度を先生に合わせようとすると、どうしても外側の大きな筋肉に頼ります。大野の説明では、形だけを真似すると足元からの自然な連動が途切れてしまいます。上半身だけで形をつくっている間、床を押す仕事が抜けてしまう状態です。

ストレッチはしているのに、動きが変わらない

踊りをよくしたくて、毎日ストレッチをしている方は多いはずです。ただ、伸ばして可動域を広げることと、その可動域を自分でコントロールすることは別の作業です。大野は、ただ身体をほぐすだけでは理想の踊りには届きにくい、と伝えています。


マスターストレッチは、バレエの動きのどこに関わるのか

マスターストレッチ®は、イタリアの元バレエダンサー、ピノ・カルボーネ氏が考案した器具です。靴底が船底のように丸くなっていて、履いて立つと足首を支点に前後へ揺れます。器具そのものの説明はピラー記事にまとめました。

足首の曲げ伸ばしは、ルルヴェの上げ下げと重なる

前後に揺れる動きは、つま先を持ち上げる動き(背屈)と、つま先を伸ばす動き(底屈)の繰り返しです。ルルヴェで踵を上げ下げするときも、足首の曲げ伸ばしと重心の前後の調整を同時に行っています。マスターストレッチの上では、その調整をゆっくり大きく感じ取れます。

足裏で床を押し返す感覚を確かめられる

床に触れているのは足の裏だけです。足裏で重心の位置をつかめないまま上半身で形をつくると、軸は積み上がりません。大野は、足裏からお腹の奥までが1本のラインでつながると、無理に固めなくても引き上がる感覚が育つ、と説明しています。揺れる靴の上では、この「床を押し返す感覚」がごまかせません。

引き伸ばしながらコントロールする練習になる

揺れを止めようとして固めると、逆に揺れます。倒れないためには、伸ばした状態のまま少しずつ力を調整し続けることになります。踊るときに必要な、伸びながら支える使い方に近い作業です。変化の感じ方には個人差があるので、1回で仕上がるものではなく、続けながら育てていきます。


レッスンでは何をするのか

大野が Instagram で紹介している、踊る方向けの流れは次のとおりです。

  1. 姿勢と動きのクセを確認する。いきなり動かず、立ち方と動き方を見ます
  2. マスターストレッチを履き、足裏のアーチを引き上げながら立ちます。揺れる中で足元から全身をつなげて支えるので、慣れないうちは汗をかくくらい体幹を使います
  3. 「ターンで軸が流れる」「引き上げの感覚を知りたい」など、一人ひとりの課題に合わせて、足から全身を連動させるエクササイズに進みます

揺れる器具の上では、代償動作が起きてもすぐには自覚できません。どこで力が逃げているかを外から見てもらえるかどうかで、練習の質が変わります。SALUSのレッスンが完全個室のマンツーマンなのは、この確認を一人ずつ行うためです。

「引き上げ」の感覚を、一度レッスンで確かめてみませんか。


講師も、大人になってからダンスを始めました

担当する大野優子は、20代後半までは前屈で床に手が届かないほど身体が硬かったといいます。大人になってからダンスを始め、周りに若い人や経験者が多い中で無理をして、身体を痛めたこともあったそうです。長く踊り続けたいという思いから出会ったのが、ピラティスでした。ダンス歴13年、ピラティスの指導歴は15年以上。

いま大野が Instagram で繰り返し伝えているのは、周りと比べなくてよい、自分の身体の声を聞いて選べばよいということです。大人から始めたからこそ、若いころの感覚に頼れない身体で何を積み上げるかを考えてきた講師です。

BESJ のピラティスインストラクター資格に加え、Body Code System in Italy 認定指導者資格(マスターストレッチ)を持っています。レッスンの考え方は Instagram(@salus_pilates_)でも発信しています。


自宅のストレッチや、器具の購入について

毎日のストレッチをやめる必要はありません。伸ばして整えたうえで、その可動域を使えるようにする練習を足す、という順番で考えると無理がありません。

マスターストレッチは個人でも購入できます(国内では税込42,350円・2026年9月時点)。ただし販売ページには「14歳以下及び基礎的な訓練経験がない方は指導者のもとでご使用ください」と注意書きがあります。揺れる器具なので、立ち方と揺れ方を教わってから自宅で使うほうが安心です。


よくあるご質問

Q. バレエを始めて数年ですが、受けても大丈夫ですか?

A. はい。マンツーマンなので、経験年数に関わらず、いまの身体の状態と課題に合わせて進めます。「引き上げが分からない」という状態からで問題ありません。

Q. 子どもにも受けさせたいのですが。

A. マスターストレッチの販売ページには、14歳以下の方は指導者のもとで使うようにと書かれています。お子さんのレッスンについては、年齢と経験をお聞きしてからのご相談になります。

Q. 発表会の前に受けてもよいですか?

A. 本番が近い時期は、慣れない刺激を入れるよりも、普段の練習を優先したほうが安心です。時期についてもご相談ください。

Q. 揺れる器具が怖いのですが、大丈夫ですか?

A. 初めて乗ると足がプルプルして驚く方もいる、と大野は話しています。レッスンは姿勢と動きのクセの確認から始まり、講師がそばで見ながら進めます。

Q. 足首や膝に痛みがあるときは?

A. 痛みがある場合は、まず医療機関で相談してください。受けられる状態でも、ご予約時やカウンセリングで痛む場所をお知らせください。


まとめ

  • 動画の自分が重く見える原因は、お腹を力で固めて、足元とのつながりが切れていることかもしれない
  • 必要なのは固める強さではなく、引き伸ばしながら支える力
  • マスターストレッチは足首の曲げ伸ばしと重心移動を大きく使うので、ルルヴェやターンで求められる足裏の仕事を確かめやすい
  • ストレッチはやめずに、可動域を使う練習を足す順番で考える
  • SALUS(名古屋・新栄町駅徒歩1分)では、大人からダンスを始めた認定指導者が完全個室のマンツーマンで指導する

大人から始めたバレエだからこそ、足元から積み上げる時間が効いてきます。


SALUS に相談する

SALUSは、エステ・整体・ピラティスを組み合わせて「日常から整える」ご提案を行うサロンです。コアリビルドピラティスの料金とご予約は、料金・メニューページから確認できます。

足裏から、踊る身体の軸をつくりませんか。